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引越し料金の算出方法って? [引越し見積もり費用削減のポイント]

引越し料金の基本的な算出方法と、なんで引越し業者によって料金が違うのか。お得な引越しをするために、知っておきたいポイントをまとめました。



同じ見積もり内容なのになんで料金がちがうの?引っ越し料金の算出方法



引越し料金は、「基礎運賃」「実費」「オプション料金」の3つの費用の合計で決まります。それぞれの算出法を知っておきましょう。



基礎運賃の算出方法



「基礎運賃」は、引越し業者の約款(ルール)に基づいて算出される運賃のことをいいます。国土交通省でもモデル料金を示しているものです。「基礎運賃」はどの引越し業者のも国土交通省のモデル料金に沿って作られているのでどこも同じくらいの料金になっています。よっぽど悪徳業者でない限り法外な金額になることはありません。もし「基礎運賃」が方がいならその時点で切ってしまえばOK。「基礎運賃」には、移動にかかる時間を元にした「時間制」と、移動する距離をもとにした「距離制」の2種類があります。



▽ 時間制
基礎時間は「4時間」または「8時間」の2種類があります。
1時間超過するごとに追加料金が発生。



▽距離制
基礎距離は100km(軽貨物業者は30km)。
超過距離によって追加料金が発生します。



実費の算出方法



「実費」に含まれるのは、「人件費(引越作業員人数分の作業料)」、「ダンボールや梱包にかかる資材費」「有料道路通行料(高速道路などを使う場合)」など。高速道路などの有料道路を利用した場合、引越し先に向かう片道分を請求されることが多いようです。離島などでフェリーを利用した場合は、引越し先に向かう分と引越し先から帰社する往復分を依頼主が負担するのが通例とされています。
※高速道路は使わずに帰ることができますがフェリーの場合はフェリーを使わないと帰れないため。



オプション料金の算出方法



「オプション料金」とは、「エアコンの取外し・設置の料金」「ピアノの運送料金」「不用品の廃棄処理」「ハウスクリーニング料金」など。「オプション料金」は引越しに付帯するサービス全般にかかる料金をいいます。引越し業者が直接対応してくれる場合、あるいは引越し業者から専門業者に委託する場合があり、プランの内容によって料金は大きく異なってきます。
ピアノの運搬がオプションになっているのは、別の専用車両を使うことが多いためです。他の荷物と一緒に運送すると高価なピアノがダメージを受けたりすることがあるからです。ピアノは繊細な楽器なので音が変わってしまうなどトラブルを回避するためでもあります。



引越し業者によって実際の料金には差がある



引越し料金の基礎部分の費用算出方法は、どの引越し業者も共通していますが、実際に見積もりを取ると、料金差があります。



これは、基礎運賃に一定割合の割増・割引が認められていることと、土日祝祭日や早朝の引越しには2~3割程度の割増料金が設定されているためです。実費部分の金額設定は各引越し業者が設定できるようになっています。これらが引越し業者ごとの金額差が生じる原因です。



具体例をあげると、
日曜日に引越しを計画し見積もりを2社とりました。引越しA業者は割増を適用した見積もりを出してきました。しかし別の引越し業者Bは、土日割増料金を設定せずに通常料金で、さらに基礎運賃を割引した見積提出してきました。これだけで、数十%の価格差が生じてきます。



これはあくまで一例ですが、引越し業者を選ぶ場合、複数の業者の見積もりを取って、比較することが大事だと理解していただけるはずです。



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