依頼する作業と自分でやる作業を吟味して引越し費用を抑えよう

引越し料金を節約する一番の近道は、引越し業者に依頼する作業を減らすこと。引っ越し費用のために自力でやったほうがいい作業とそのコツを解説します。

【その１】荷造り・荷解き作業は自分で行う

荷造りと荷解きの作業は結構な手間がかかります。引越し業者に依頼するのがスタンダードな方法ですが、自分で行うと引越し料金の大幅な節約につながります。

ちょっとしたコツを覚えるだけで、意外とスムーズに荷造りと荷解きができるので、ポイントを頭に入れて実践してはいかがでしょうか。

• 荷造りは奥の部屋から、普段使用しない物から順番に進める（奥の部屋からやることで、生活の導線を乱さない、普段使うものは引越しぎりぎりまで使うので後回し）
• ダンボールに荷物を詰めたら、中身と搬入する部屋を箱に書いておく（引越し業者もどこに置けばよいのか分かりやすいし、何が入っているか書いておけば荷解きの優先順位を計りやすい）
• ダンボールに中身を記入するときは、箱の上だけでなく側面にも記入する（横に書いておくことで積んでいても何が入っているのかわかる）
• 家具の引き出しの中身は、そのまま抜き出してダンボールに詰める（荷解きの際にそのまま引き出しに入れてしまえばOK)
• 引越し直前・直後に使用する物はまとめて梱包し、別にしておく（すぐに着る服や歯ブラシなどの洗面用具はひとまとめに。段ボールに赤などのテープやマジックで目立つ印を付けておくと分かりやすいですね）

  【その２】梱包資材を自分で調達

引越し業者が提供してくれる梱包資材は当たり前ですが、引越し料金に含まれています。引っ越し費用を抑えるのなら、梱包に必要な資材は自分で調達するのもひとつの手です。

引越しに必要な資材の代表格は、ダンボールですが、ダンボールはスーパーや量販店に頼めば無料で譲ってもらえます。また、割れ物などを包むエアクッションは、新聞紙や古い衣類やタオルで代用可能です。ガムテープやひも類も量販店で安く購入しましょう。

スーパーや量販店でもらえるダンボールの中にはお菓子などの軽いものが入っているものもあります。お菓子などのダンボールは重いものを入れるのには適していないので注意が必要です。
また、ダンボールのサイズはなるべく同じものにしておくと、梱包しやすいですし、積み置きした時の荷崩れなども起きにくいです。

【その３】本当に必要なオプションサービスだけを選別

引越し業者によっては、パソコンやAV機器の設置やインターネットの接続、エアコン・テレビアンテナの設置（取外し）、不用品の処分など、色々なオプションサービスを用意しています。

自分でできるもの、別の専門業者に依頼した方がいいもの、費用と手間のバランスを見て、検討したいですね。

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